家は、人が住む環境としても、安心して生活できる事が基本となります。私の家は、築年数がかなり経過していたため、雨漏りが発生する寸前までいっていました。実際には、人が目にする部分への水滴が漏れだしていないだけで、外気に近い場所では既に始まっていたのです。どうして認識できたかというのは、普段生活している部屋の天井に、うっすらとシミが広がり始めていたからです。

特に寝る時になると、天井部分と対面する形になりますので、家族の中でもいつしか話題に上る様になっていました。その当時、家はまだ改築などの予定が無かったので、修繕作業だけを行う事を決めました。やはり怖いのは、ある日突然天井の一部でも、水滴と共に落ちてくる様な状況でした。幸いにも、知り合いに大工さんがいたので、私たち家族が天井まで上がる事はありませんでしたが、詳しい状況なども聞きました。

要するには、何分古い建物でもあったため、劣化が進んでいたのと、対策としての技術が追いついていなかった状況でした。雨漏りに対しては、現在は建物を建築する時点でも対策をとる事が可能になっています。適した材料を使用して、天井部分に工夫を加える事もできます。でも、古い建物を何とか活かしていくには、プロの技術や知識も必要になります。

特に高所での作業が伴うため、安全性を確保するという意味においても、作業を依頼する事が適切な方法でもあります。私の家の場合、幸いにも局所だけに症状が見られたため、一部の作業だけで済みました。雨漏りは、気づいた時が、修繕を実施する時期だと実感しています。